昨日、車椅子テニスを長らくけん引し、パラリンピックと四大大会全てで優勝する、生涯ゴールデンスラムをたっせいし、四大大会での優勝回数が、シングルスとダブルスで50回の優勝を数える国枝慎吾さんが、引退会見を行いました。
俺は最強だと、ラケットにテープで貼り付けて書いて、弱気になりそうな自分を奮い立たせていたそうで、そう自分に自己暗示をかけて、常に強気なプレーを見せてくれていたのだろうなと思います。
私が1番印象に残っているシーンといえば、ご本人も言われてましたが、東京大会で優勝を決めたシーンですね。自国開催ということで、かなり思い入れもあったと思いますし、優勝したいという思いも強かっただろうと思います。プレッシャーもあったと思いますが、決勝戦ての一進一退の行き詰まる攻防を制して、優勝を果たしました。そのあと昨年のウィンブルドンで優勝し、見事に生涯ゴールデンスラムを達成しました。
ただ、国枝さんはじめ、数多くの選手に感動を与えてくれた選手の頑張りを冒涜するような不正が次々明らかになってますよね。贈収賄とか談合とか。本当選手のそれまでの頑張りや努力が水泡に帰すようなことが次々に明らかになって来て、関わった人物に対しては、参加してくれた選手や応援してた人、関係者に謝罪しろって思います。
それに、国枝さんがデビューした頃は、障害者スポーツは見向きもされませんでした。今でこそテレビなどで見る機会も増えましたが、まだまだ、格差があるのは事実です。障害のあるなしに関わらず、中継してくれれば私は見たいですし、応援したいです。特に民放は酷いと思います。誰もがスポーツに参加し、選手の頑張りに対しては精一杯の応援と声援を送りたいです。
