sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

すずめの戸締り観てきました

新海誠監督の最新長編アニメーション映画、すずめの戸締りを空と息子の3人で昨日の夜観てきました。

すずめの戸締りは、4歳の時に東日本大震災で被災し、母親を亡くして故郷を離れ、宮崎で叔母と一緒に暮らす女子高校生の岩戸すずめと、後戸を締めて、震災を未然に防ぐ閉師の宗像草太が宮崎で偶然後戸が開いて、地震発生が間近に迫って2人で後戸を協力して閉めたことから、次々に起こる後戸が開いて震災が起きるのを未然かな防ぎながら、外れてしまった要石を元に戻す旅に出るという物語で、最後は東日本大震災に遭遇し、母親を失い絶望の淵にいる4歳のすずめに高校生になったすずめが大切なものを授け、生きる道を見つけるきっかけを与えるという話です。ネタバレになるので詳しく書くのは省略しますが、舞台となったところは、どこも過去に大きな震災が起きたところであり、その時その時の被災した当時の人々の思いや日常もきちんと描かれていました。

震災の起きた朝、あるいは前の夜、いつものように変わらぬ行ってきます・お帰りなさい・おやすみなさいがたくさんあったと思います。その時はまだそれが最後の言葉だとみんな思ってなかったと思います。そして理不尽にも一瞬にして大切な人やものを無くした時、その大切さに気がつくんですよね。今を生きていけることが、実はとてつもなくありがたいことなんだなと思いました。

このアニメでは宮崎・愛媛・兵庫・東京・東北(大火災の描写があったので気仙沼かと思います。また、福島原発事故の影響を思わせるところや、最後には三陸鉄道に乗って帰路につくシーンがありますので、東北地方の描写は、特に被害の大きかった岩手・宮城・福島の沿岸部を描いたのかもしれません)が登場しますが、私が訪れたことのあるところがたくさん出てきましたので、旅をした時のことを懐かしく思い出しながら観てきました。

来月はラーゲリーより愛をこめてを観てこようか、それともDr.コトーをみてこようかと空と話をしながら帰った私です。

f:id:sakura542gou:20221204142611j:image

f:id:sakura542gou:20221204142626j:image

日劇場でもらったパンフレット。この映画には緊急地震速報地震の描写が数多くみられますので、小さなお子さんや被災経験のある方には配慮してくださいね。