sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

あの日から9年。絶対に忘れてはいけない日

 2011年3月11日午後2時46分、東北太平洋沖の日本海溝で起きたマグニチュード9.0の巨大地震。各地で強い揺れが襲ったほか、地震で発生した巨大津波が東北から千葉県にかけての太平洋沿岸を襲い、戦後最大の死者・行方不明者を出す大災害となりました。特に福島県は巨大津波の直撃を受けた福島原発がすべての電源を失い、各根量がメルトダウンを引き起こし、水素爆発が発生し、最悪の原発事故を引き起こしました。

 その悪夢のような大震災から今日で9年。被災地は今どの様になっているのか、テレビなどのマスメディアでしか私は知る由がありませんが、厳しい現実が見えているんじゃないかと思います。

 これまでも何度か書いてきましたが、私は地震発生から2年5か月後の2013年8月に被災地の一つ、宮城県仙台市若林区荒浜地区と、名取市閖上地区を訪れて、被災地の現状をつぶさに見てきたことがあるんですが、私が訪れてから6年7か月が過ぎて、私が訪れたとことは今、どの様になっているのか、気になります。私が訪れた時よりも、少しでもいいから震災前の状態に戻っていてほしい。そう願っています。

 そして、被災地で今問題になっているのが、震災の記憶の風化だそうです。震災当時の被災した建物が姿を消して、街並みも変わって、震災当時の記憶がだんだんと薄れてしまっていっているのが現状なんだそうです。被災された方の間でも震災当時の被災した建物などを残すべきか、解体すべきか意見が割れているそうです。震災の教訓として残すべきだと思う人もいれば、被災した建物を見るのが辛いという人もいます。これは致し方のない事だと思います。被災した建物をどうするのかという問題について、これが正解という答えはないんだろうと思います。

 今私たちにできるこてゃ、この震災の日のことを絶対に忘れてはいけないという事じゃないかと思います。この地震は遠くで起こった出来事なのではなく、同じ日本に暮らしている以上、いつ自分が被災者になってもおかしくないということを教訓として残したのではないかとい思います。私が済む山口県も、今後30年以内に70%以上の確率で発生するとされる南海トラフ巨大地震が発生すれば、大きな被害を受けることが想定されています。この東日本大震災を決して対岸の火事としてとらえるのではなく、明日は我が身として絶対に忘れてはならないと思います。

 今日は仕事が始まる前に職場の皆で黙とうをささげさせていただきました。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々の復興が少しでも前に進みますようにと思っています。