ただいまユーチューブで、鉄道旅行の動画を見ている私。今見ているのが、日本最北端を目指す、北海道の旭川と稚内を結ぶローカル線である宗谷本線の前面展望の動画を楽しんでます。普通列車の動画で、旭川を出発して、塩狩峠を越えて、スキージャンプの国際大会で名高い名寄を過ぎて、かつて日本一の赤字ローカル線として有名になった、美幸線が発着していた美深、駅そばで有名な音威子府を過ぎて、幌延までの動画を見ました。宗谷本線沿線は旭川と士別、名寄、稚内で比較的まとまった市街地があるほかは、人家のまれなところを天塩川に沿って北上していきますが、こういった路線も是非とも残してほしいなと思います。私は宗谷本線には何度か乗ったことがあって、最初は廃線になった、深名線経由で深川から名寄の出た後、ひたすら北上するルートをとって、稚内に到着した後はすぐに折り返しの列車に乗って旭川に出たため、宗谷岬などの観光ができなかったので、2回目に乗ったときは、札幌から寝台急行利尻に乗って稚内に向かって、稚内からバスに乗って日本最北端の宗谷岬に行って、向かって左側には日本海と利尻島と礼文島、真正面には宗谷海峡を隔ててサハリン、右側にはオホーツク海という雄大な眺めを堪能して、昼過ぎに稚内を出発する列車に乗って、旭川経由で札幌から廃止されたはまなすに乗って本州にわたって、これまた廃止された特急白鳥に乗って新大阪まで出た後、新幹線を乗り継いで帰ってきたことが、宗谷本線にまつわる思い出ですね。また乗ってみたいローカル線の一つです。