sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ゲゲゲの鬼太郎の世界観

今日、いよいよ物語の最終局番に入ったゲゲゲの鬼太郎を観ました。鬼太郎は、人間に災いをもたらす妖怪と戦う反面、理不尽なことをする人間にも厳しい態度を見せますが、鬼太郎は、人間と妖怪の共生を目指し、日々仲間達と奮闘する物語ですが、中には人間を悪として倒そうとする妖怪がいて、人間側にも妖怪を人間に災いをもたらす邪悪な存在として排除しようとするものがいて、今日は妖怪達がぬらりひょんのもとに集結して妖怪大同盟を結成し、人間に戦いを突きつけ、鬼太郎が人間との間に立って戦いをやめさせようとしましたが、銃撃されて倒されたところで終わりました。
この物語を見ていて感じたのが、物語では人間と妖怪たちの対決として描かれてますが、この物語は実は今の人間のことを痛烈に批判しているのではないかという事です。今の人間は自分とは異なる考えや文化を持つ人や、自国以外にルーツのある人たちを排除し、自分達さえ平穏無事にくらせればいいという、内向きな考えが蔓延っていますが、自分たちとは違う仲間とも共存していかなくてはいけないんだということを伝えているんじゃないかと思います。
物語はあと2回で終わってしまいますが、果たして鬼太郎が願う人間と妖怪の共存できる世界が実現できるのか、物語の最後をじっくりと見てみたいと思います。