sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

照ノ富士が幕内優勝

 昨日まで、東京両国の国技館で行われていた大相撲7月場所。7月は、本来なら名古屋で行われますが、コロナ感染対策の一環として、開催場所を国技館に変更したうえで、入場者の数も2500人以下にするなどの感染対策を施しての実施となりました。

 この場所は新大関の朝乃山がどこまで勝ち星を重ねられるかが私の一番の注目点でしたが、朝乃山は12勝3敗の成績で新大関にの場所で重圧もあった中、優勝に準ずる成績を残したので及第点ではなかったかと思います。横綱白鵬鶴竜が相次いで怪我で休場し、さらにはカド番大関だった貴景勝も勝ち越しを決めた後、怪我のため休場し、ただ一人横綱大関陣の中で出場を続けた中、大きなプレッシャーもあったと思いますが、大いにこの場所を盛り上げてくれたと思います。

 その大相撲7月場所を制したのは、前頭17枚目の元大関照ノ富士でした。大関まで昇進した後、相次ぐけがや病気のため、番付も序二段まで落としていましたが、決して腐ることなく地道にけがを治して、病気と向き合って、徐々に再び番付を上げてきて、今場所は久しぶりに幕内に復帰した場所でした。もともと地力はあるので、かなり活躍するのではないかと思ってましたが、優勝を果たすとは思ってもみなかったです。再びあの力強い相撲が幕内で見られるようになったんだと思うと、相撲を観戦する楽しみが一つ増えましたね。

 それにしても照ノ富士の優勝を見て、人間決して悪い事ばかりは続かないんだなって思いました。地に足をつけて努力をすれば、結果は徐々についてくるんだなって思いました。私も今の仕事で嫌なことが結構多いので、「どうせ俺は何をやってもダメなんだ」というネガティブな考えを持つことが多かったですが、照ノ富士の優勝を見て、少し勇気と、もうちょっと頑張ってみるかっていう気になりました。

 次の秋場所では番付も上がって、前頭の上位になると思います。そうすると横綱大関との対戦もぐっと増えると思いますが、次の場所で好成績を残せば、三役も見えてくると思います。ここまで戻ってきたのであれば、再び大関の座を狙ってほしいですし、さらにはその上を目指してほしいなと思います。