昨日テレビで放送された、細田守監督の長編アニメーション映画、未来のミライを今朝早起きしてみました。くんちゃんという4歳の男の子が主人公の物語で、両親の愛情を一杯に受けて、スクスク育っいました。そこに未来ちゃんという妹が産まれて、どうしても手がかかってしまう未来ちゃんにお父さんお母さんを奪われたと思い込んだくんちゃんが、未来からやって来た未来ちゃんとふれあい、交流するなかで、家族とは何か、自分にとって妹はどういう存在なのか、兄として成長していく物語です。
細田守監督のアニメはいろんな家族のあり方を感動的な物語で紡ぎ出していますよね。代表作のおおかみ子供の雨と雪では、子供達はおおかみとして生きるのか、人間として生きていくのか、子供の成長を華というお母さんの目を通して描いていました。細田作品のアニメは、今失われつつある親子の絆と、子供の成長を暖かい眼差しで見守る親の姿が描かれていて、自分が子育てに奮闘していた頃のことを懐かしく思い出させてくれます。来週も細田作品の放送があるそうなので楽しみです。
