sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

栗原心愛さんの母親の裁判

 千葉県野田市の小学4年生だった栗原心愛さん(当時10歳)が自宅浴室で死亡した虐待事件をめぐり、傷害ほう助の罪に問われた母親のなぎさ被告(32)の初公判が行われ、検察側は心愛さんが沖縄県糸満市から野田市に転居してきた直後、「毎日地獄だった」などとなぎさ被告に打ち明けていたことが明らかになりました。
 なぎさ被告は平成29年に勇一郎被告(41)=傷害致死罪などで起訴=と再婚。6月に次女を出産しましたが、体調がすぐれずに入院生活が続いていました。そのため勇一郎被告は妻を当時住んでいた糸満市に残し、心愛さんと次女を連れて千葉県野田市に転居していました。
 検察側は証拠調べの中でなぎさ被告を取り調べた際の長所内容を朗読。なぎさ被告が遅れて千葉にやってきた際、心愛さんが元気のない様子だったため、どう過ごしていたのかを確認したそうです。その際、心愛さんは「毎日が地獄だった。夜中に起こされたり、立たされたりした」などと話したとされます。

 ただ、いっしょに生活すればこうした行為は変わるだろうと考え、なぎさ被告は勇一郎被告に「確認することはなかった」ということです。
 このなぎさ被告は起訴されたことについて「間違いありません」と認め、冒頭陳述と被告人質問などに続いて検察側は懲役2年を求刑。弁護側は情状酌量を求めて即日結審しました。判決は6月26日に言い渡される予定です。

 この事件、母親のなぎさ被告の供述から、虐待や、なぎさ被告に対して振るわれたDVについての詳しい全貌が明らかになってきましたね。表面は人当たりのいい、いいお父さんって感じの表情を見せていますが、まるで鬼が人の面を被って表れたかのような、そんな感じがします。母親からの詳しい虐待の様子や、DVに関する供述が得られたことで、今後勇一郎被告の裁判でどのような判決が下されるのか、注目したいと思います。
 
 虐待を振るっている奴らに共通して言えるのが、躾のつもりだった。等という戯言をぬかす奴等が非常に多いということ。真冬の一番寒い時期に冷水シャワーを浴びせたら、そりゃショック死する可能性だってありますよ。
 
 それと、児相がもはや機能不全に陥っていることも見逃してはいけないと思います。船戸結愛ちゃんの事件でも児相の対応が後手後手に回った結果、あれだけのSOSを発していながら助けられなかったわけですし、心愛さんの事件でも、必死になってSOSを発していたにもかかわらず、学校や教育委員会、児相は勇一郎被告の脅しに負けて心愛さんのアンケートのコピーを勇一郎被告に開示したり、勇一郎被告に引き取らせたりした結果がこれですからね。今後このような事件が二度と起こらないようにするためには何をしなければならないのか、私たちに突き付けられているように感じます。
 
 私は、理由の如何を問わず子供を殺したら、死刑などの重い刑罰を与えるべきだと思います。子供たちは大切な宝です。いろんな夢や希望があったはずです。殺されていい子供なんて、どこの世界にもいません。日本の司法制度は加害者に対してあまりにも優しすぎます。