昨日のお昼過ぎ、東京池袋の交差点で、87歳男性が運転する乗用車が暴走し、歩行者や自転車を次々にはねてゴミ収集車と衝突し、31歳女性と3歳の女の子の親子が死亡し、車を運転していた男性を含む8人が重軽傷を負うという、痛ましい事故が発生しました。運転していた男性によると「アクセルが戻らなくなった」
と話しているそうですが、警察は目撃情報で車が加速しながら突っ込んでいったという情報もあることから、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性があるとみて事故の原因を調べています。
発生した時間がちょうどお昼休み時間だったということもあり、多くの人が交差点を渡っていた中での事故で、改めて暴走事故の恐ろしさを見せつけられたような気がします。
男性は足腰が弱っており、知人の話では車庫入れにも苦労していたという証言も出ていますが、東京都心と言えば、公共交通機関も十分なはずで、そんなに車に頼らなければならない状態だったのかなlという気がします。認知機能には問題がなかったそうですが、やはり高齢ドライバーの運動能力も考えると、免許証の自主返納を促すような施策や、車がなくても生活に困らないような交通政策が必要なのではないかと思います。そういう私の父ももうすぐ後期高齢者の仲間入りです。今も現役で車の運転をしてますが、あと4~5年もしたら、免許証の自主返納を考えなくてはならない時期に差し掛かっているので、事故を起こさないうちに免許証の自主返納を促そうと思う私です。
改めてこの事故で亡くなった女性と女の子に哀悼の意を表したいと思います。