sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私のお勧め映画

 もうすぐ夏休みがやってきますね。中には親子で映画を楽しむご家庭も多いんじゃないかと思います。そんな皆さんに私からおススメのアニメ映画を2本紹介します。いずれもSFアニメなんですが、大人も楽しめる作品です。
 
 今日紹介する作品は、私の人生観に大きな影響を与えた作品であり、人間が人間として人間らしく生きるということはどういうことなのか・人と人の絆とはどういうものなのかという根源的なことを問いかける作品です。

 まずは銀河鉄道999とその続編にあたるさよなら銀河鉄道999.この物語の主人公、星野鉄郎は10歳の時に目の前で機械伯爵の人間狩りによって母親を殺害され、母の亡骸は機械伯爵が持ち帰って時間城に飾られています。5年後、鉄郎はメーテルと出会い、機械の身体を手に入れて機械伯爵を倒すために銀河超特急999号にメーテルと一緒に乗車します。旅の途中で引き起こされる機械化人間の残虐非道な事件を見るうちに、永遠に生きていけるからという理由だけで、自分の身体を機械にしてしまってもいいのかという疑問を抱くようになり、機械伯爵との対決を終えて、999号の終着駅である機械化母星メーテルに到着した後、機械帝国の女王で、メーテルの母であるプロメシュームとの対決に挑みます。
 そして、地球に帰ってきて、メーテルとの甘く切ない別れの時がやってきます…。
 さよなら銀河鉄道999では、鉄郎が地球に帰ってきてから2年後の世界が描かれています。機械化母星が崩壊した後も、以前として機械化人が支配する時代が続いていました。そこに届くメーテルからのメッセージ。やがてメーテルと再会した鉄郎は、常に鉄郎の行く手を阻むように付きまとう謎の人物、黒騎士ファウストとの戦いに挑みます。このファウストは、物語の最終盤で鉄郎の実の父親であることが明かされます。鉄郎との親子の対決に敗れて、サイレンの魔女に身を投げるファウストが最後に「さらばだ。我が息子よ」と絶叫しながら吸い込まれていくシーンが印象に残りましたね。

 そしてもう一本お勧めなのが六神合体ゴッドマーズ。この物語は1982年に惑星直列が起こったときに、地球に謎の物体が降り注ぎ、天変地異が相次ぐところから始まります。時代は流れて1999年。宇宙進出を加速させる地球に対して、宇宙進出を断念しないと地球は破壊されるであろうという謎のメッセージを受信します。このメッセージはギシン星を支配するズール皇帝から発信されたものでした。地球防衛軍コスモクラッシャー隊に所属していた明神タケル(ギシン星名マーズ)は、宇宙船団が謎の攻撃を受けて全滅したのを察知し、クラッシャー隊のメンバーとともに襲撃地点へと向かいます。そこに現れたのはギシン星からの超能力者。一方でタケルにも超能力があることが判明し、ズール皇帝から地球を破壊する命令をテレパシーで受信しますが、それを拒否します。そして地球とギシン星は戦争状態になり、そのさなか、もう一つ謎のテレパシーを受診します。それはタケルの実の兄、マーグからのものでした。マーグは地球に危機を知らせ、やがてタケルとも会うことができますが、マーグが課せられていた任務は実の弟であるタケルを殺せというものでした。やがて二人はギシン星の目をかいくぐって宇宙の平和のために戦うことを誓い合いますが、マーグはギシン星に連れ戻されて洗脳されて、すべての記憶を消されて、ズールのために戦う戦士としてタケルに戦いを挑んでいき、記憶を取り戻したのもつかの間、戦いの中でその若い命を散らしてしまいます。
 その後も続くギシン星と地球との戦い。やがてタケルはガイアに内蔵されている反陽子爆弾を使ってズールを倒すことに成功します。

 今の時代、命があまりにもぞんざいに扱われているからこそ、ぜひ親子で見て欲しいと思う作品です。そして命というもの、人間が人間らしく生きるということがどういうことなのか、親子で話をしてほしいなと思います。