sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

新幹線台車亀裂問題

昨年の12月、博多発東京行きの上りのぞみ34号の3号車の台車で破断寸前の亀裂が見つかった問題で、車輌を製造した川崎重工が記者会見で、削ってはいけないコの字型をした台車枠の鋼材を、溶接の密着度をあげるため、厚さ7以上と規定されているにも関わらず、現場の班長勝手な判断によって、4.7ミリにまで削って、溶接が密着しやすいようにしましたが、車輌を所有するJR東海と西日本は、新幹線の運行を続けながら、順次台車を交換していくことを発表しました。その理由は、該当するN700Aを全て検査した結果、異常は他の車輌では見当たらなかったからだと言うことでした。
しかし、私は順次交換するのではなく、該当するN700Aの運行を全て停止させて、一斉に取り替えて、安全が確認された車輌から、営業運転に復帰させるべきだと思います。いくら異常が見当たらなかったといっても、人為的に決められたことを逸脱する行為を働くメーカーが造った車輌であり、利用者の命を危険にさらした会社の車輌です。N700Aの運行を全て停止させたら、大幅な運転本数の削減は避けられないと思いますが、その運転本数の削減により被った損害は川崎重工に支払わせるべきだと思います。そうなると、川崎重工が危機的な経営状態になると思いますが、もはや川崎重工に大勢の人の命をのせて走る鉄道車輌を作る資格はないと思います。
私の会社で、会社の規程や、自動車を製造するのに関する法律に違反する行為を現場の判断で行った場合、会社が被った損害は全て、その行為を行った作業者が弁済しなければならないことになっています。そうなったら、個人一人で支払えるような額ではなくなります。なので、社員一人一人に厳しい法令遵守に関わる教育がなされます。川崎重工にはそのような法令遵守コンプライアンスに関する教育が行われていなかったんでしょうね。そのような会社に明るい未来はありません。