sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

山陽本線・伯備線・芸備線の旅

 昨日は、朝の一番電車に乗って山陽本線伯備線芸備線の旅に出かけてきました。
 昨日の朝は冷え込みが厳しく、霜で真っ白になってました。その霜が予想外のことを引き起こすとは思いもせず、電車に乗り込んだ私と息子。途中で電車の速度がガクンと落ちて、徐行運転に入りました。「何かトラブルか?」と思いつつもそのまま乗り続けた私たち。私たちは、パンタグラフ搭載車両に乗車していたんですが、徐行運転に入った後、電車が加速しようとすると、架線から火花がスパークするのが見えました。その原因は霜が架線に付着して、架線が凍り付いていたため、高速で走行するとパンタグラフを破損する恐れがあるとかで、そのために徐行運転をしたということでした。こういった経験は初めてなんですが、予定よりも24分ほど遅れて、最初の乗換駅の岩国に到着。このままだと芸備線の列車に乗れなくなるということで、とりあえず広島まで出た後、その先をどうするかということになったんですが、広島から新幹線に乗り換えて、こだまで三原まで先回りすれば、元の予定に戻れるということで、広島でいったん下車して、特急券と乗車券を購入して新幹線乗り場へ。500系こだまに揺られて9:18分に三原に到着。ここで、本来乗る予定だった岩国発糸崎行きの電車に乗って、糸崎で相生行きに乗り換えました。
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糸崎から乗った相生行きの電車の中から眺めた尾道水道。ここは山陽本線の景色の中でもお気に入りの区間の一つです。

東尾道で海岸から離れて、途中福山・笠岡・倉敷といった主要都市を走って、11:02分に岡山到着。ここからは11:15分発の新見行きに乗り換え。倉敷で乗り換えてもよかったんですが、始発駅からゆったり座って移動したほうがいいだろうということで、岡山から乗り込みました。
 倉敷からは伯備線を北上し、進行方向左手に高梁川の流れを見ながら、次第に山深い風景へと変わっていきます。
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伯備線の最初の停車駅である清音では、伊原鉄道の列車が停車してました。外観はキハ120系そっくりです。ドアが引き戸式か、折り畳み式かの違いなど細部は微妙に違いますが。

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北上するにつれ、次第に険しさを増していく高梁川の流れ。伯備線も急カーブを繰り返しながら北上していきます。381系なら高速で駆け抜けるカーブですが、私たちが乗った113系は車輪を軋ませながらクリアしていきます。(日羽~備中広瀬間にて撮影)
 伯備線は倉敷→備中高梁間が複線化されており、ここまでが岡山都市圏内という位置づけになっています。備中高梁を出ると、ローカル色が強くなり、主役は381系特急やくもとなります。この特急やくもも、2022年ごろには新型車両に置き換えられる予定で、国鉄型特急車両を使った定期列車も、このころには消滅しているものと思われます。
 備中高梁を出発した電車は、ガラガラな状態で新見へと向かいます。さらに高梁川の流れは細く、急流になり、それだけ中国山地が近づいたことを印象付ける区間となります。
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備中川面駅には、このような観光案内板が設置されていました。
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そして、新見と到着する手前、進行方向左側み見える巨大な岩。かつての地殻変動を物語っているような、そんな気がしました。
 途中の石蟹で、岡山行きの特急やくもが遅れていたため、私たち乗った電車も予定よりも10分ほど遅れて新見に到着。ここから急ぎ足で、芸備線の列車に乗り込んだ私たちです。