札幌市東区の路上で25日に20代女性が背中を包丁で刺されて重傷を負う事件があり、北海道警は26日、事件への関与を認めたとして、市内の中学1年生の初年(12)を殺人未遂の非行内容で札幌市児童相談所に通告し、児相が少年を保護しました。少年は女性と面識がなく、「包丁は一か月ほど前に万引きした。人が死んでいるところ、人を殺しているところを想像していた」などと話しているそうです。
道警によると、女性は脾臓に達する全治一か月～2か月の重傷を負っており、少年に強い殺意があった可能性もあるとみています。少年は調べに対し淡々と応じ、「人を傷つけたい気持ちがあった」などと話しており、道警は殺人未遂の非行内容で年内にも児相に送致する方針だそうです。
非行内容は25日午後6時ごろ、同区北43東17の路上で、近くに住む女性会社員の背中を一か所包丁で刺し、１～2か月の重傷を負わせたとしています。
道警は現場から200メートル離れた商業施設の防犯カメラから、女性の後を追う不審者の映像を入手。この施設に26日昼ごろ来ていた少年がよく似ていたことから、道警が任意同行を求めて事情を聞いていたところ、関与を認めたそうです。
人が死んでいるところ・人を殺しているところを想像していた…。恐らくこの少年にとって、人を傷つける・殺すというのは、ゲーム感覚だったのでしょうね。ゲーム感覚でしか考えてないから、人を包丁で刺すとどういう結果になるのかが想像できないのだろうと思います。
それにしてもついこの前まではランドセルを背負って小学校に通っていた子供が、人を殺すことに興味を抱くなんて、常識では考えられないですよね…。
これだけの凶悪な事件を引き起こしていても、12歳ということで刑事責任は問えないんですよね…。中学生ともなればやっていいこと・悪いこと・やってはいけないことの判断はできるはずですが。
