72回目の長崎原爆の日

 今日は長崎に原爆が投下されてから72年目に当たります。長崎の平和記念公園には、中学校の修学旅行で訪れましたが、被爆者の方の語る言葉一つ一つの言葉に、ものすごく重みがあったのを今でもはっきりと覚えています。私たちが訪れてから31年という歳月が流れ、原爆を体験した方々も高齢化が一段と進んでおり、原爆の被害を後世に伝える役割を果たせる人たちの育成が喫緊の課題になっているということです。
 今、私たちに問われているのは核兵器の恐ろしさを後世に伝える役割を絶対に絶やしてはならないことだと思います。まずは被爆国である日本に住んでいる私たちが、原爆が投下されたその瞬間、あのきのこ雲の下で何が起こっていたのか、知ることから始まるのではないでしょうか。
 今の若い世代では、広島・長崎に原爆を投下された日時を正確に答えられないなど、原爆の記憶の風化が叫ばれています。8月6日と8月9日はそれぞれ、広島と長崎で平和祈念式典が行われますが、これは被爆地での年中行事の一つではありません。原爆投下という人類が初めて経験した核兵器の惨禍を後世に伝え、平和への祈りをささげる大切な日です。今一度原爆の恐ろしさについて、考える必要があるのではないでしょうか。
 そして、ヒロシマナガサキが訴える平和へのメッセージを国内外に発信し続けるとともに、改めて核保有国の国家元首には、広島・長崎に足を運んでもらいたいです。