福岡市の海ノ中道で起きた飲酒運転による、幼児3人が死亡したあの悲惨な事故から、昨日で10年になりました。この事件では福岡市の元職員の男が大量の酒を飲んだ後に車を運転し、大上哲夫さんの車に衝突し、衝突されたはずみで大上さんの車が橋の欄干を突き破って海に転落し、公募座席に乗車していた幼いきょうだい3人が車から脱出することができずに溺れてなくなりました。この元職員は飲酒運転の発覚を逃れるために現場から逃走し、大量の水を飲んで体内のアルコール濃度を薄めてから出頭するという悪質極まりない行動をとりましたが、この後も福岡市の職員が絡む飲酒運転の検挙や事故が後を絶たない状態で、業を煮やした当時の福岡市長が禁酒令を発令するなど、大きな関心を集めました。今もこの元職員は、交通刑務所に服役しているものと思われますが、おそらくアルコール依存症なのかもしれませんね。追突事故を起こし、追突された車が海に転落するのを見て怖くなって逃げたんでしょうけど、こういうやつは二度と世間に出てくるなって言いたいです。普通3人の命を奪えば、間違いなく死刑ですよ。飲酒運転で死亡事故を起こした場合は、危険運転致死傷罪ではなく、事件として捜査するべきなのではないか？私はそう思います。
重ね重ね、車のハンドルを握るドライバーの皆さんにお願いです。車を造る会社に勤めるものにとって、車を凶器に変えられることほど胸が痛むことはありません。私たちは車に対して「大事に使ってもらえよ・かわいがってもらえよ」そう言う思いを込めて車を造っています。お願いです。車を凶器に変えないでください。
