sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

リオデジャネイロパラリンピックへのロシア選手の出場認めず

 9月にリオデジャネイロで開幕するパラリンピック。開幕まであと17日に迫っていますが、CAS(スポーツ仲裁裁判所)は全面主文取り消しの申し立てを退けたため、ロシア選手全員が出場できなくなりました。

ロシアの国ぐるみのドーピング違反で、CASは23日、リオデジャネイロパラリンピック(9月7日開幕)からの全面除外を不服とするロシアパラリンピック委員会の訴えを棄却しました。ロシアはリオデジャネイロオリンピックでは陸上などを除いてロシア選手団が出場できましたが、パラリンピックからは完全に除外されることが決まりました。

国際パラリンピック委員会(IPC)は今月7日、ロシアパラリンピック委員会の資格停止とロシア選手団のパラリンピック出場禁止を決めていました。CASは「ロシアパラリンピック委員会には、ロシアの資格停止決定に伴い手続き違反はなかった」と認定しました。

ロシア側は「クリーンな選手にまで出場停止の罰を与えるのは人権侵害に当たる」(ルーキン会長)と訴えていました。ただ、国ぐるみのドーピング疑惑については「調査ができていない」として、22日にリオで行われたCASの聴聞会では反論はしなかったということです。

IOCと違って、IPCはずいぶんと厳しい姿勢を見せましたね。これには、絶対にドーピングは許さないという強い意志があったのではないかと思います。ドーピングは、スポーツの公平性を損なうばかりか、選手の健康を害する可能性もあり、絶対にあってはならない行為だと思います。ドーピングを行っていない選手には気の毒な結果となりましたが、ロシアのスポーツを取り巻く環境を変えていかないといけないと思います。この決定で、ロシアのスポーツを取り巻く環境が変わって、絶対にドーピングを認めないという強いメッセージが発せられることを望みたいと思います。