sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

小林麻央さん・乳癌発覚

 人気歌舞伎俳優市川海老蔵さんの奥様で、フリーアナウンサー小林麻央さん(33)が進行性の乳癌を患っていることが9日、明らかになりました。現在は抗がん剤により治療を続けているということです。
 乳癌は女性なら誰でもなる恐れがあるということだそうで、実際に患者数は増加しているそうです。

 乳癌は女性の癌の中で最も多い病気だそうです。日本人女性の12人に1人がかかり、国立がん研究センターの推計では、2015年に乳がんと診断された人はおよそ9万人だそうです。05年は4万8000人だったため、10年でほぼ倍増ということになります。年齢別にみると、30代から増加し始め、40代後半から50代前半でピークを迎えて、その後減少するそうです。30歳になって間もない時期になかなか大変な状態で癌が見つかった小林さんのケースはかなり珍しいということです。

※女性ホルモンに長くさらされるとリスク上昇

誰でもなる恐れがある病気ですが、罹患リスクが高くなる要因はわかっているそうです。
①初潮が早い=11歳以下
②閉経が遅い=54歳以降
③初産年齢が高い=30歳以上
④妊娠・出産経験がない
⑤授乳歴がない
⑥祖母・母・親・子・姉妹に乳癌の人がいる
⑦肥満度が高い(閉経後)
⑧喫煙している
⑨大量に飲酒する習慣がある
⑩運動不足

これらの項目のうち、あてはまる項目が多いほど高リスクということです。

乳癌は女性ホルモンにさらされる期間が長いほど、罹患リスクがあがるそうです。血管や骨を守り、肌の潤いを保って、心筋梗塞の予防効果もある女性ホルモンですが、乳癌に関してはメリットばかりではないということです。

10項目のうち、初潮が早く、閉経が遅く、妊娠出産経験がない人が高リスクになるのは、女性ホルモンにさらされる期間が長くなるためだそうです。2・3人子供を産むと、授乳中を含め5年ほど月経がなく、女性ホルモンの分泌が減る期間ができ、相対的に罹患リスクが下がるそうです。逆にピルの使用や閉経後のホルモン補充療法など、体外から女性ホルモンを補充する措置をとっていると、リスク上昇の可能性があるそうです。近年の患者数増加は、少子化で妊娠期間が短くなったことも要因として考えられています。

成人・特に閉経後の場合、肥満にも注意が必要です。閉経後、女性ホルモンは脂肪組織で作られ、肥満な人ほど分泌量が増えるそうです。また、多くの癌と同様、喫煙や多量飲酒も大きなリスクとなるそうです。逆に定期的な運動をする人は、しない人に比べて罹患率は2/3ほど低いという結果も出ています。

※手術前に抗がん剤を使うことも

治療は、手術、放射線治療薬物療法があり、病状によって組み合わせて行われるそうです。さらに薬物療法は、内分泌(ホルモン)療法▽化学療法(抗がん剤治療)▽分子標的治療に大別できるそうです。乳癌では種類によって、選択される薬物療法も異なってくるのが大きな特徴だそうです。

また、薬物療法は、がんの病期(進行度・ステージ)によって目的も異なってくるそうです。「手術や放射線治療の後にその効果を補う」『手術の前に癌を小さくする』等の他、手術が困難な進行癌や再発癌のケースで『延命や生活の質の向上』を目的に行う場合もあるということです。

乳癌は癌の中でも比較的治りやすく、1センチ以下で見つかれば9割以上の人は治るということです。まだ進行した段階でも治癒率は比較的高く、治療を続けつつ仕事や育児を続けている人も多いそうです。

海老蔵さんが比較的深刻との記者会見を昨日行っていますが、治療が成功するように祈りたいですね。

 乳癌といえば、つい先日、声優の水谷優子さんが51歳の若さで亡くなりましたし、私の従姉も44歳の若さで今から6年ほど前に闘病生活の果てに、4人の子供を残して旅立って行きました。残された子供の悲しみや辛さを考えると、なんとしても小林さんには治療が成功して、回復してほしいですね。
 亡くなった従姉も4人の子供を残して旅立たなくてはならなかったのは、悲しかったでしょうし、悔しかったと思います。
 海老蔵さん・麻央さん夫妻にも小さなお子さんがおられるということで、一日も早い回復を心よりお祈りいたしております。