来月下旬に行われる伊勢志摩サミット。このサミットに参加する各国首脳のうち、広島・長崎に原爆を投下した当事国の、
アメリカの
オバマ大統領が5月27日に広島を訪問することが決まったようです。現職の
アメリカ大統領が広島を訪問するのは初めてのことで、
オバマ大統領が、2009年に
チェコの
プラハで演説した、
核廃絶への思いを全世界に伝える絶好の機会になったのではないかと思います。
オバマ大統領には、1945年8月6日午前8時15分に、広島で何が起こったのか、つぶさに自分の目で見て、触れて、確かめて、
被爆者の
核廃絶への思いに真摯に耳を傾けてほしいと思います。そして、
アメリカ世論に根強く残る『戦争を早く
終結させるために、原爆投下は必要だった』という考えは間違いなんだっていうことをアピールしてもらいたいと思います。
そして重ね重ね各国首脳に伝えたいのは、核開発を行う前に、広島・長崎を訪れて、原爆が投下された瞬間、いったい何が起こっていたのか、
被爆者がどんな人生を歩んだのか、
被爆者や
被爆地に住む人たちの生の声に真摯に耳を傾けてほしいと思います。