火傷の3歳女児を放置・母親らを逮捕

　埼玉県狭山市で、やけどをした次女を病院に連れて行かず、自宅に放置して死亡させたとして、母親と内縁の夫が逮捕されました。

　無職の藤本彩香容疑者(22)と内縁の夫の大河原優樹容疑者(24)は、先月から今年にかけて、やけどをした藤本容疑者の次女の3歳の羽月ちゃんを病院に連れて行かず、自宅に放置いた疑いがもたれています。警察によりますと、9日、大河原容疑者から「一緒に寝ていた娘が今日、起きたら冷たくなっていた」と消防に通報がありました。警察官が駆け付けると、羽月ちゃんの顔や身体には火傷の跡や外傷があり、すでに死亡していたということです。二人は容疑を認めているということです。

近所の人は、「わめいて泣いていることがありました『開けて』とか、そういうことを言っていた記憶もあります」と話しています。

　去年の6月と7月にも、近所の人から『女の子が泣き続けている』などと、110番通報がありましたが、女の子にけがなどがなかった丹家、警察官による注意にとどまったということです。

またも奪われてしまった幼い命。こういう事件が後を絶たないことに、同じ親として腹が立ちますね。「自分の子供がかわいくないのか」と。通報しなかったのは、日常的に暴行を受けていた可能性もあるとみてよさそうな気がします。外傷があったということは、おそらく暴力を受けていたに違いないと思います。別の記事では、「娘に熱湯をかけた」とも話しているそうです。親として、考えられないですね。なんで自分が産んだ子供に、そのような酷い仕打ちをすることができるのか。自分が産んだ娘の命をいったいなんだと思っているのでしょうか。

　羽月ちゃんにもいっぱい、いろんな未来があったはずです。ひょっとしたらオリンピック選手になっていたかもしれませんし、有名タレントになって活躍していたかもしれません。そんな幼い子供の未来を奪う行為は絶対に許せないです。