宿泊したホテルの近くのバス停から、しらび平行のバスに揺られることおよそ40分。しらび平から駒ケ岳ロープウェイに乗って到着した千畳敷は、下界とはまるで別世界のような光景が広がっていました。そう、まるでアルプスの少女ハイジの舞台に来たような…。そんな感じがした私です。私は登山用の重装備は施していないので、千畳敷駅周辺の遊歩道を散策するコースをとったんですが、遊歩道のあちこちに高山植物が咲いていて、本当にキレイでした。朝早くに着いたので、山の合間を吹き抜けるさわやかな涼しい風と、きれいに晴れ渡った青空と、美しい風景に癒されてきました。
千畳敷駅より宝剣岳を望む。白く見えるのは雪渓です。この雪解け水が天竜川や木曽川に流れ下って、豊かな自然を作り出しているんですね。
雪渓を望遠で写してみました。これだけの雪が夏になっても残っているんですね。冬の自然の厳しさがうかがえる光景です。
遊歩道のすぐわきにはリンドウやキンポウゲなどの高山植物が、かれんな花を咲かせていました。
まるでここは、天空のお花畑のような感じでした。このような高い所に行かないとみられない花がたくさん咲いていました。なお、この写真に写っている花々は一切採取が禁止されていますので、行かれても絶対に摘み取らないでくださいね。
そして、こちらが氷河が流れ下った後にできたカール状の地形です。ここは千畳敷カールと呼ばれています。かつてここは分厚い氷河におおわれていたんでしょうね。
まだまだ写した写真はいっぱいありますのでパート2に続きます