sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

明日は広島原爆の日

 1945年8月6日午前8時15分、一発の爆弾が広島市に投下されて、原爆ドームの上空700メートルの地点で爆発しました。ハワイを飛び立ったエノラゲイ号に搭載されていたリトル・ボーイと言う名の爆弾。それは、人類史上初となる原子爆弾と言う核兵器でした。
 この日はよく晴れた暑い日だったといいます。空襲警報が発令されたのもつかの間、一機だけしか確認されなかったということで、空襲警報は解除されて、その直後に閃光がはしり、超高温の熱風と強烈な爆風によって、広島の町は焦土化し、十数万人の命が一瞬にして奪われ、大勢の人が水を求めて息を引き取ったといいます。
 そして生き残った人々もケロイドの火傷や放射線病に苦しみ、生き残った人々にも生き地獄を与え、母体内にいた胎児にも深刻な影響を残すなど、その被害は想像を絶するものだといいます。
 その後、二発目の原爆が長崎に投下されて双方合わせて30万人もの人の命が失われました。そして8月15日に終戦を迎えて、満州事変に始まる、長きにわたる戦争は幕を下ろしました。もう少し早く日本が全面降伏していたら、東京大空襲も、沖縄での地上戦も、広島・長崎への原爆投下も無かったのではないかと思います。
 
今、私が声を大にして言いたいのは、世界中の国家元首に、一度広島・長崎に来て欲しいということです。そして、広島・長崎で原爆が投下されて、どんな惨劇が起こったのか、その目で見てもらいたいです。核兵器を所有する国のトップに言いたいです。広島・長崎の惨劇を見て、それでも核兵器を持ちたいと思いますか?一度、広島・長崎に来て、生存者の生々しい証言を聞いてみて欲しいということです。
 そして国に対して言いたいのは、日本国民誰もが参加しやすいように、8月6日・8月9日・8月15日を国民の休日にして、平和への祈りを捧げる日にしてはどうかと言うことです。原爆の記憶の風化が言われていますが、広島・長崎の平和記念式典を広島・長崎のイベントとして捉えるのではなく、平和を考える大切な日なんだということを、若い世代に伝えていかなければならない。そう思う私です。