sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

日本はいつまで謝罪を続けなければならないのか・・・

 今年は戦後70周年の節目に当たります。過去の太平洋戦争では、日本は朝鮮半島や中国、東南アジアの国々に対して過酷な強制労働や従軍慰安婦などを強いて、多大な新改・被害を与えてきた歴史は事実であり、戦争の責任をこれからもおっていかなければならないというのは、確かのことであると思います。
 しかし、私が思うのは、日本はいつまで韓国や中国に対して謝罪をしなければならないのか?と言うことです。これまでも日本政府は、折からに触れて関係各国に対して謝罪と反省の弁を述べてきました。それでも日本との関係が行き詰まると、その矛先を日本に向けて謝罪を要求してくる。中国や韓国は過去の歴史認識を掘り起こすことによって国内の不満分子の怒りの矛先を日本に向けているのではないか?そう感じます。
 例えば、ユネスコの諮問機関、イコモスの世界遺産登録勧告を巡っても、韓国政府は過去の強制労働のことを掘り返して、登録阻止の動きを見せていますが、今求められているのは、歴史的建造物などの遺産をいかに未来にたいして残して行くかと言うことだと思います。この遺産には負の遺産もきちんと残すべきで、ドイツが行ったアウシュビッツ強制収容所での大量虐殺に関する施設が世界遺産に登録されたときも、関係各国は反対をしたって言うようなことを聞いたことが、私の記憶にはありません。悲惨な戦争を二度と繰り返さないという意味もこめて、このような負の遺産も残して行く必要があると思いますし、第一今回登録が勧告された遺産は、建設された時代背景や年代が全く異なるものであり、韓国政府が発言していることとは、全く関係のないことだと思います。
 また、中国や韓国は日本に対して度重ねて謝罪を要求していますが、例えば、アメリカが原爆を投下して多くの人命が奪われたことに対して、日本政府が今までアメリカ政府に対して謝罪を要求したことがあったでしょうか。アメリカ国内には、原爆投下は戦争を終結させるために必要だったという意見が根強くありますが、そのような発言が出るたびに、日本政府がアメリカに謝罪を要求したことは無いはずです。これと同じように、韓国や中国も、いつまでも日本に対して謝罪を要求するよりも、これから隣国としてどのように付き合って行くのか、未来志向で物事を考える必要があるのではないでしょうか。
 私は、日本が行ったかこの過ちを肯定するつもりは全くありませんが、いつまでも過去にとらわれていては、そこからは何も生まれてきませんし、反日感情を植えつけてしまうと、憎しみが憎しみを生む悪循環に陥ってしまうような、そんな気がします。