sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

貧困・子供のSOSを読んで

 読売新聞の社会面のシリーズで連載されている貧困・子供のSOS。この前から第2部が連載されているんですが、この書かれている内容を読むと、本当に世界第3位の経済大国に住む子供の話なのか?と言うくらい、悲惨な状況下に置かれておる子供達が登場しています。両親からの虐待やネグレクト・経済的困窮などいろんな理由で、貧困状態に陥ってしまっている子供達がいます。自分の居場所がなくて家を飛び出して、橋の下で寒さに震えながら何ヶ月も過した・自分より力の弱い妹や弟を守るために、親の虐待から逃れるため家を出て、一番上の姉が働いて下の兄弟の面倒を見ている子供だけの世帯。生きて行くために仕方がなく援助交際に走ってしまった女子高生。そういった悲惨な状況下に置かれている子供達のことが毎日掲載されています。自分なんか生まれてこなかったらよかったって・・・。自分の存在する意義を見つけられない・存在自体を否定されることの辛さ・・・。わたしは幸い両親からの虐待やネグレクトを受けたことはありませんが、いじめと言う生き地獄を味わって、自分の存在価値や権利をすべて否定された経験があうので、こういった状況下に置かれた子供達のつらさや悲しみはよく理解できます。ただ、私が幸運だったのは両親が必死になって私を守ってくれたこと。私の存在を認めてくれたこと。だから今こうやって今まで生きてくることができました。今、こういう困難な状況下に置かれている子供達に伝えたいのは、絶対信頼できる大人に出会うことができるから、生きる希望を失わないで欲しいということです。
 もしこういう状況下に置かれている子供達が、このブログを見ていたら、私でよかったらいくらでも相談に乗ります。絶対に生きる希望を失わないで欲しい。そう私は願っています。