和歌山県紀の川市立名手小学校5年生森田都史君（11）が刺殺された事件。殺人容疑で逮捕された無職中村桜洲容疑者(22)が、和歌山県警岩出警察署捜査本部の調べに対し、森田君殺害への関与を認める供述を始め、動機について、『森田君にからかわれたからやった』と言う趣旨の供述をしていることが14日、捜査関係者への取材で明らかになったようです。
中村容疑者は逮捕当初から「私は殺していない。男の子を見たこともないし、知りません」と容疑を否認。事件があった5日夕方は「自宅にいて、テレビを見ていた｣と供述していました。
しかし最近になって森田君殺害への関与を認める供述を始め、さらに、森田君にからかわれたからやったという趣旨の供述もしているそうです。警察は森田君との間に何らかのトラブルがあった可能性もあると見て、引き続き追及しているようです。
この事件は森田君が胸などを刺されて死亡したものですが、これまでの捜査から森田君のDNAと一致する血液反応が容疑者の自宅にあった刃物から検出されるなど、有力な手がかりも見つかっており、もう嘘をつきとおせないと思ったんでしょうか。ようやく自供を始めたようですね。からかわれたということは、容疑者自身が、何か気にしていることをいわれたのかどうかはわかりませんが、からかわれたからと言って子供を刺殺していいなんてことはありえません。たとえどんな理由があろうとも、抵抗することのできない子供を、大人が殺すなんてことは絶対に許せないです。中村容疑者には厳しい法の裁きを受けてもらいたいです。
