戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火。未だに7人の行方不明者がいる中、天候の悪化による二次災害の恐れもあるとして、今年の創作を中止し、再開は来年春いこうとする事が決まりました。山頂では積雪や気温の低下による冷え込みなどで、天候が悪化し、今後の捜索は困難な状況だそうです。それを踏まえての苦渋の決断だったのではないかと思います。
標高が3000メートルを越える厳しい環境の中、警察や消防隊・自衛隊員の中には高山病にかかる隊員も出るなど、捜索は難航しています。救助も大事ですが、二次災害の恐れもある危険との隣り合わせの救助は本当に大変だろうと思います。せめて来年の春の早い時期に行方不明となっている人の捜索活動が再開されるようにと祈らずにはいられませんね。
そして我々も火山列島とも言われる日本に住んでいる以上、いつどこの火山が噴火してもおかしくないということを頭に入れておく必要があると思います。東日本大震災以降、日本の地下の近くが大きく変わったといわれ、火山活動も活発になっているという話も聞きます。本当に山に登るときは火山の噴火ということを頭に入れておいたほうが良いのではないかという気がします。