sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

いじめ確認185,000件

 全国の学校が2013年度に把握したいじめの件数は185860件で前年度からおよそ12000件減ったことがわかったそうです。昨年末にいじめ防止対策推進法が施行されて「防止の取り組みの効果がでた」との見方がある一方で、いじめを早期発見する努力が薄れているとの指摘も出されたそうです。
 
 国公私立の小中高校・特別支援学校が対象で、今回からは通信制高校も加わりました。小学校は118805件で前年度比1.2%増・中学校は55248件で13.2%減・高校も11039件で32.2%減だったそうです。いじめの内容はパソコンや携帯電話で中傷や嫌がらせ(8787件)がおよそ1000件増加。調査を始めた06年度のおよそ倍近くに増えているそうです。学年では中1が最も多く27425件・小3が20902件で続いているようです。都道府県別では、最多だった京都府の28118件(千人当たり99.8件)に対し、最小は鳥取県の157件(千人当たり2.4件)で、これまでと同様、各県でばらつきがでています。学校に報告のあった自殺者は240人で前年度の195人を上回りました。このうちいじめが背景にあるとしているのは9人で、このうち7人が中学生だったそうです。
 
全体の件数がへった理由について文科省都道府県教委から防止対策を評価する声が上がっているとしつつ、「積極的にいじめを把握しようという意識が低下していないか中止が必要」と指摘しています。いじめの件数は自殺が大きく注目された直後に急増し、その後減って行くことを繰り返しています。
 2011年に大津氏であった男子中学生のいじめ自殺は、防止法成立のきっかけとなりました。被害を受けた男子中学生の父親は「法が出来た後も、自殺したこの周りがいじめがあったと訴えても原因として認められないことがありショックだった『減らさなあかん』という風潮が判断を甘くすることを心配する」と話しています。
 防止法施行から1年が過ぎ、学校に義務付けられた防止対策組織は98.5%、防止基本方針も96.4%で作られています。一方で基本方針を策定した市町村は40.5%にとどまっているそうです。
 
この件数、あまりにも多すぎませんか。対策の効果がでてこれだけの件数が発生しているんですから、まさに異常な状態だというべきでしょう。これだけ書く都道府県で大きなばらつきがあるというのは、調査方法に違いがあるからだと思いますが、調査方法に基準を設けて統一して調査してみる必要があるんじゃないかと思います。そしたらまだ埋もれているいじめが発覚する可能性だってあるわけです。対策法が施行されて件数が減ったから効果がでたと見るのは、まだ時期早々なのではないかと思います。
 
改めて今いじめを行なっている人に聞きます。人をいじめて面白いですか?あなたに人の人格を否定する権利はありますか?あなたに人の人生をメチャクチャにする権利はありますか?維持絵mを受けた側は一生消えることの無い苦しみを抱えて生きていかなくてはならないんですよ。あなたにその責任は取れますか?あなたがやっている・やろうとしていることは犯罪ですよ。将来あなたに子供が出来て、子供に今自分がやっていることを胸を張っていえますか?私は30年前に自殺寸前まで精神的に追いつめられる壮絶ないじめを経験してきました。そしてその時の辛い記憶が今も私を苦しめ続けています。あなたがやろうとしていること・やっていることは一生取り返しのつかないことになるんですよ。いけないとわかっているんだったら直ちにやめてください。以上、いじめで苦しい思いをした私からのお願いです。