sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

全盲女子生徒、蹴られて怪我

 埼玉県特別支援学校に通う全盲の女子生徒がJR川越駅前のコンコースで登校中、杖がぶつかったと見られる人物から右足を蹴られたと学校に届け出たそうです。学校が9日明らかにしました。女子生徒は打撲で全治3週間の怪我を負い、家族が近く警察に被害届を出すようです。女子生徒が通う塙保己一学園(はなわほきいちがくえん)によると、8日午前7時50分ごろ、改札を出て白い杖を頼りに点字ブロックの上を歩いていた際、前方から近づいてきた人と杖がぶつかったそうです。相手が転倒する気配を感じた直後、その人物と見られる足音が近づいて、右膝の裏を硬い靴で蹴られたそうです。近くにいた、年配と見られる男性が「あんた何やってんだ」と怒鳴る声が聞こえたそうですが、その人物は無言で立ち去ったということです。
 女子生徒はその日、登校したそうですが、恐怖心から被害を伝えられなかったそうです。帰宅後に病院で治療を受けたそうですが、翌9日も膝を曲げたり、伸ばしたりすると痛みがあり、針灸の実習授業に支障が出たことから、校長先生に話したそうです。
 女子生徒は、今年四月に電車通学をはじめたばかりで、取材に対して「怖かった。蹴った人は私とわかっても、私は誰かわからない。今も駅に行けば、その人がいるのでは、と緊張してしまう」と話しているそうです。
 
この事件、女子生徒さんは、白い杖をついて、自分は全盲であることをきちんとアピールしていたんですよね。そして、決められた点字ブロックの上を歩いていたんですよね。だとしたら、この女子生徒さんには落ち度はないと思います。何の拍子に杖が引っかかって相手が転倒したのかわかりませんが、全盲の何も抵抗できない女子生徒に対して、暴力行為を働くことは絶対に許されない行為です。
 この相手、障害者はおとなしく家に引っ込んでろとでもいいたいんでしょうか。なんか、障害者は排除してしまえ的な考えがあるようで、私も怖いです。息子も自閉症という障害を持っていますが、私はどんどん外に出して、色んな経験をさせていかないともし私がいなくなったとき、生きていけないという思いから、色んな経験をさせてますが、以前、川棚温泉駅にある下関市のお土産などを売っているお店を訪れたとき、その店の店主が息子が商品を見ていたら、大きな声で「なんか用か?」というので息子はなんで自分が怒られているのかわからず「なんでもないよ」というと、その見せの店主は「用がないんだったらじろじろ見るんじゃねぇ」そう言って店の中に戻っていったのを見かけたんですが、私はこの店主もヘイトスピーチじゃないですけど、障害者は排除してしまえみたいな感じを持っているんだな。私はそう感じました。このとき、私は、「俺たちは客だぞ。お前は客に対してそんな態度を取るんか。」そういうと、「あ、これはどうもすいませんでしたねぇ」という実に不誠実極まりない態度を取ったので、下関市役所にメールで抗議文を書いて送った私です。
 今回の事件でも、白い杖を持っているということは、全盲の人であることは容易に想像がついたはずです。全盲だとわかって誰がやったのかわからないのをいいことに、このような行為に及んだのであれば絶対に許すことが出来ないです。やった人物は早く警察に自首しなさい。そして被害者や関係者になぜそのような行為に及んだのか、きちんと説明して謝罪しなさい。私はそう思います。