sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

アメリカ同時多発テロから13年

 アメリカのワシントンにある国防総省ペンタゴン・ニューヨークにあった世界貿易センタービルに航空機が突っ込んで、さらにホワイトハウスに向かって飛行していた航空機が、乗客の気転によって墜落したアメリカ同時多発テロ事件から今日で13年。あのときの生々しい映像は今でも脳裏に深く焼きついています。このテロ事件では3000人もの人名が奪われましたが、その後始まった対テロ戦争ではイラクアフガニスタンが戦場となり、ここでも多くの人命が奪われる結果となりました。同時多発テロ事件以降イラクでは、当時のフセイン大統領が大量破壊兵器を隠し持っているとして、イラクを攻撃、フセイン大統領殺害には成功しましたが、未だにイラクでは爆弾テロ事件が後を絶たないですし、アフガニスタンでの戦争では、国際テロ組織アルカイダを標的に軍事行動が取られましたが、アルカイダの首領であった、オサマ・ビン・ラディン容疑者殺害には、長い年月がかかり、ここでも再びアルカイダの流れを汲むタリバンが再び息を吹き返しつつあります。
 そして、新たな脅威として立ちはだかっているのがシリアとイラクで勢力を拡大させているイスラム国。このイスラム国はアルカイダをも凌ぐほどの資金力とインターネットを巧みに使って、欧米の若者を勧誘し、メンバーに加えてどんどん勢力を拡大させています。そしてシリアやイラクで多くの市民を殺害したり、外国メディアのジャーナリストを公開処刑するなどの残虐性が際立っています。そのようなやつらに対して再び空爆が行なわれるなど、一向に同時多発テロ事件以降戦火がやむことがありません。
 イスラム教では、人命を殺めるような事はコーランなどでは教えられていないはずだと思います。イスラム原理主義組織のメンバーたちは、恐らくコーランを拡大解釈して、自分たちの都合のいいようにテロを行なっているようにも思えます。このままでは、イスラム教徒=テロ集団という印象を人々に与えかねない状況なのではないかと思います。
 ただ、欧米各国もやられたらやり返すではいつまでたっても憎しみの連鎖は断ち切れないと思います。一度双方が武装解除して、話し合いのテーブル・交渉のテーブルに着くべきだと思います。
 
あの惨劇から13年。この事件で犠牲になった人たちも、きっと戦争は望んでいないと思います。早くこのような惨劇が起こらなくてもいいような世界になって欲しい。そう願います。