きのうの24時間テレビのチャリティードラマ、はなちゃんの味噌汁、みました。これは本当に実在の家族を元に描かれたドラマですが、お母さんが亡きあと、残された一人娘のはなさんがものすごくしっかりしているのに感心させられました。安武さん夫妻が結婚する前の付き合っている段階でちえさんが乳がんをを患っていることが発覚し、それでも結婚を申し込んだ旦那さん。そして抗がん剤治療を受けながらも必死に耐え抜いてやがて身ごもった赤ちゃん。出産するとエストロゲンという女性ホルモンがたくさん分泌されて、ガンが再発しやすくなると言うリスクを考えたとき、出産するのか堕胎するのかで揺れ動く気持ちを支えてくれたのは、奥様のお父様の「産むのなら死ぬ気で産め」という言葉でした。
そして、女の子が生まれて成長して5歳になるといつ再発するかわからないガンに備えて、自分が生きているうちに娘さんに料理の仕方や家事のやり方など、生きて行く上で必要なことを伝えようと頑張って、娘さんも必死に答えてお母さんのことをよく聞いて、お母さんの味を引き継いで、検査を受けるとガンが全身に転移していることが判明し、最後は家族に看取られて息を引き取るないようでした。
自分が生きているうちに必要なことを伝えようと頑張ったお母さん、そしてその思いに必死になって答えた娘さん、そして家族を支え続けたお父さん。私のようなメチャクチャなことを元嫁からされた人間から見れば、このように必死になって支えあって生きている家族を見ると、本当に素敵だなぁと思います。このお母さんが残したものはきっと娘さんに引き継がれていくんでしょうね。そして娘さんが大きくなったとき、自分の子供にお母さんがしてくれたことと同じことをするんだろうと思います。久しぶりに素敵なドラマを見させてもらいました。