8月13日最初に乗ったのは、豊橋6:00発の飯田線天竜峡行き。車両は313系電車でした。この飯田線は昔の私鉄を買収した路線として知られており、およそ2キロごとに駅があるという、地方のローカル線としては非常に駅間距離の短い路線です。また風光明媚な天竜峡や南アルプスや北アルプスの山並みが見られる路線として、非常に景色のいい路線としても知られています。
新城辺りまでは住宅地も多く、電車の運転本数も多いですが、新城を過ぎるとローカル色が強くなります。そして長篠の合戦で有名な本長篠を過ぎて、県境に近い湯谷温泉を過ぎると一気に山岳路線へと変わっていきます。湯谷温泉から先、天竜峡までの86.8キロの間に136箇所ものトンネルが断続し、中には5キロを越える長いトンネルも存在します。
ちょっと光が反射して見難いですが、三河槙原→柿平間で写した板敷渓谷。天竜川の支流である板敷川の川底が浸食作用を受けて固い平らな岩盤だけが残って板を敷いたように見えることから、このような名前がつきました。
このあとさらに飯田線を北上して、旅は続きます。