木曽駒ケ岳を下山して、駒ヶ根駅に向かうバスに乗った私たち。急カーブをいくつも通り過ぎて、およそ50分で駒ヶ根駅に到着。ここから飯田線に乗って、天竜峡で乗り換えて、豊橋まで出た後、東海道本線の新快速に乗って名古屋に向かう行程です。
11:59分発の電車に乗る前に、駅前のスーパーで弁当と飲み物を買って電車に乗り込んでいざ出発。早速お弁当を開いて、昼食を食べて、ほんの1時間半ほど前まで滞在した木曽駒ケ岳を飯田線から眺めながら、飯田線を南下する旅が続きます。木曽駒ケ岳が後方に遠ざかると、今度は中央アルプスの山並みが。進行方向左側には南アルプスの山並みが見えるので、景色のいい路線です。
桜町駅のホームの反対側の民家には槿の花が咲いていました。
電線がちょっと邪魔ですが、飯田→切石間で写した中央アルプスの山並みです。
切石付近で写した山並み。この先、天竜峡からは、天竜川が刻んだ険しい地形を縫うようにして走っていきます。
伊那八幡駅に到着。ここは伊那谷と呼ばれる、南北に細長く連なる盆地の南端部分に当たります。
毛賀で写した花。かなり目立つ花でした。
天竜峡に到着して、駅のスタンプを押そうと、ウエストポーチに入れてあるスタンプノートを探すと見当たらなくなっていて、どうやら駒ヶ根駅でスタンプを押した際にしまうのを忘れてみたいです。JR東海の忘れ物センターに届けた後、駒ヶ根警察署のほうにも落とし物として届けたんですが、結局見つからずじまいでした。このため、軽井沢から駒ヶ根までのスタンプがパーになってしまいました…。
さて、飯田線の旅を続けましょう。天竜峡から先、湯谷温泉までの間に136か所ものトンネルをくぐります。この区間には電車でしか行けない駅も存在し、秘境駅として人気があります。特に、田本・小和田両駅は車での訪問が不可能な駅として知られています。
金野→唐笠間で写した天竜峡。天竜峡からこの付近までは、天竜川下りが楽しめる区間です。
難読駅名の一つ温田。この付近では比較的開けたところにある駅です。
温田→平岡間で写した天竜峡。この辺りはダムでせき止められているため、流れが緩やかになっています。
為栗→平岡間で写した全面展望の様子。
途中の中部天竜でトラブルが発生。中部天竜から先で、線路に気が倒れたということで、撤去作業が完了するまで発車できないということでした。結局中部天竜を発車したのは、定刻よりも1時間30分ほど遅れての発車でした。
鬼の顔をかたどった駅で有名な東栄に到着。かなり変わった駅舎ですよね。
この後、後続の特急列車を先に通すための運転停車があったり、対抗列車も遅れているため、その行き違いなどで、豊橋に到着したのは2時間ほど遅れた20:30分過ぎでした。本来なら、名古屋に到着して夕食も済ませている時間だったんですが、大幅に遅れてしまったので、名古屋でみそカツか、きしめんを食べよと思っていたんですが、そんな時間も無くなってしまったので、豊橋でまだ営業していた弁当屋さんに駆け込んでコンビニ弁当を買って食べました。
8月12日はひょっとしたら駒ヶ根駅にスタンプノートが置かれたままになっているかもしれないと思い、予定を変更して、名古屋→中津川→塩尻→岡谷→駒ヶ根→岡谷→松本→信濃大町というルートをたどるコースです。この日はひたすら列車に乗るだけの日程になってしまいましたが、真ぁ、スタンプノートを忘れた自分が悪いということで、行ってみることにしました。果たしてスタンプノートはあるのか???