sakura542gouのブログ

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所在不明児・全国に2900人・厚労省が初調査

 厚生労働省がはじめて行なった調査によりますと、乳幼児健診などを受けず、所在のわからない18歳未満の子供が今年の5月1日時点で全国におよそ2900人いることが29日わかったそうです。
 政府は同日、児童虐待防止対策に関する副大臣等会議を設置して初会合を開き、政府一体となって所在の把握に努めることを確認したそうです。年内をめどに、今後の対策をまとめる方針だと言うことです。
 調査の対象となったのは、住民票がありながら、乳幼児健診を受けていなかったり、小中学校に通っていなかったりして、自治体が家庭訪問を繰り返しても連絡の取れない家庭の子供で、こうした子供は虐待のリスクが高く、事件に巻き込まれるケースも相次いでいることから、厚労省が4月、全国の市区町村を対象に初めて調査に乗り出していました。
 
このニュース、あまりの人数の多さに愕然としたのは私だけではないと思います。日本国内だけで所在不明な子供が2900人もいるなんてにわかには信じがたい数字ですが、これは紛れもない事実だと思います。先日は、大阪府内で死後7年も経過した幼児の遺体が府内のアパートから発見されるなど、命に関るような事案も発生しています。また、児童虐待などの可能性もあり、面会を拒絶するような親には、警察などの司法の手も借りて行方不明児の所在の確認をする必要があるんじゃないでしょうか。ひょっとしたら今この瞬間にも、誰も見ていないところで、誰にも看取られることなく命を奪われている子供がいるかもしれません。何とか、この行方不明児の所在が明らかになることを、生きていると信じて祈りたい気持ちです