sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

沖縄と福島の民意はどこへ???

 先日の沖縄県名護市の市長選挙で、アメリカ軍普天間基地の移設の反対を訴える稲峰氏が当選を果たし、名護市辺野古への基地移設に対してNOを国や県に対して市民は叩きつけました。やはり、名護市の市民は基地の移設によってもたらされる環境破壊や騒音などに対して強い不安を持っているのだろうと思います。また、米軍が起こしてきた数々の事件や事故も鑑みると、移設反対という市民の思いもうなずける様な気がします。しかし、地元の民意を無視する形で、国は辺野古への基地移設を推し進めようとしています。沖縄県民にとってはこれ以上の基地負担は耐えられないということもあるんでしょう。なのに何故国は民意を無視する形で推し進めるのか、疑問を感じます。お金を払えば沖縄県民は納得してくれるとでも思っているのでしょうか。強引に推し進める前にもっと他に代替案はないのかじっくりと考えてみたらどうだと思います。
 
そして同じ日に投票が行われた福島県南相馬市市長選挙では原発反対を訴える桜井氏が当選を果たしましたが、この原発問題でも、福島原発の影響を受けた地元の民意を無視する形で、原発の再稼動に向かって政府与党は動いています。原発の立地する自治体には、原発こうふきんを払えば地元は喜ぶ・納得すると思っているんでしょうか。なんか地元の民意は金さえ払えばすべてかたがつくと思っているように感じるのは私だけでしょうか。地元の民意をきちんと反映させる政策を期待するほうが無駄なんでしょうか。
 何なら米軍基地も、原発首相官邸の近くに作ったらどうなんでしょう。そしたら地元の痛みも少しは日本のお馬鹿な政治屋どもにも伝わるんじゃないでしょうか。