sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

SCK GIRLS

 今日の新聞にSCK GIRLSと言うのが掲載されてました。SCK GIRLS というのは何かというと、産地直送気仙沼の頭文字を取ったもので、気仙沼市を中心に設立されたご当地アイドルだそうです。震災復興を目指す気仙沼市の仮設商店街に彼女たちの稽古場があり、毎週月曜日に歌やダンスなどのレッスンを行っているようです。
 彼女たちがレッスンを続ける仮設商店街は「NPO法人気仙沼復興商店街」が運営する「南町紫市場」で、2011年クリスマスイブに仮設商店街としてオープンしたそうです。
 震災観光ツアーで訪れる人も多く、夜の飲食店も繁盛しているとか。イベントに彼女たちの出演は欠かせないといいます。NPO法人の理事長は「未来が見通せない私たちにとって、彼女たちは希望の光」といいます。そして今月7日には気仙沼の中央公民館でSCKの2周年感謝祭があったそうで、200人ほどが集まって盛り上がりを見せたとのこと。今は全国各地から出演の依頼もあるそうですが、彼女たちjのギャラは交通費や宿泊費・交通費などで、出演料はもらっていないということです。
 彼女たちは気仙沼の復興に懸命に頑張っているわけですが、心無いヤジヤ書き込みをされることもあるそうです。「ガキは机に向かって勉強だけしてろ」「お情け頂戴アイドル」などの言葉がホームページに書き込みをされたり、イベントの依頼をして宿泊代などを地元企業などに要請すると「何故アイドルを呼ぶのか」「仮設にすむ子供なら分るけど」などの冷ややかな対応も多いそうです。
 
私は、直接彼女たちの姿をテレビやラジオで見たり聞いたりしたわけではありませんが、東日本大震災で大きな被害を受けて、更に津波に襲われた沿岸部は大火災に見舞われるという大きな災害を経験して、それでも懸命に頑張って立ち上がっていこうとする姿は容易に想像がつきます。厳しい練習や学業の合間を縫って自分たちの地元に元気を取り戻したいとそう願って頑張る彼女たちに何故このような冷たい冷やかしや、心無い書き込みをしなければならないのか。私には理解できません。私は被災地を訪れて自分の目で見てきた感想から言わせてもらうと、被災地の復興はまったくと言っていいほど進んでいません。その復興に少しでも役に立ついたいという彼女たちの奮闘を心から応援したいと思います。山口にもぜひ来てほしい。そしてみんなに被災地の様子を伝えてほしい。そして見事なダンスや歌を披露してほしい。そう思います。