クリスマスシーズンを迎えたということで、クリスマスにちなんだお気に入りミュージックを紹介したいと思います。今日紹介するのは岡村孝子さんのオリジナルアルバムソレイユに収録されているクリスマスの夜です。数多くの名曲を送り出してきた彼女の曲で、クリスマスソングといえばこの曲と、もうひとつが天使たちのときが代表的な曲になるんじゃないかと思います。彼女のライナーノーツによると、冬のコンサートで楽しめるように書いたけれど、失恋ソングになってしまったと書いてありますが、こういう曲もあっていいのではないかと思います。世界中のみんなに等しく訪れるクリスマス。恋人と別れてひとりで迎える人もいると思います。そんなちょっぴり切ない感じを伸びのある歌声でやさしく歌っている曲です。
去年のクリスマスは二人で楽しく過ごせたのに、今年のクリスマスは一人で迎えている。一人だけの夜をたくさん過ごしてきて、もう二度と輝きは取り戻せない。去年の想い出が残る特別な夜。ちょっぴり胸が痛む。なんか女性のゆれる思いが歌われているなぁと思う私です。そして、それぞれの未来を信じるように空を見上げて、それぞれの幸せを探して、迷わずにお互い進んで行こうという強い決意が現れた曲です。クリスマスにぜひ聞いてみてください。
