sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

監督に繰り返ししかられた野球部員自殺

 今日の新聞にまたもや残念な記事が掲載されてました。岡山県岡山操山高校の野球部マネージャーで、監督に繰り返ししかられていた2年生男子生徒が昨年7月に自殺していたことがわかったそうです。県教委は調査の結果両親に「行き過ぎといわれても仕方のない指導や発言があった」と文書で回答したそうですが、「自殺と指導の因果関係がはっきりしない」として公表していなかったそうです。県教委や同校によると生徒は選手として野球部に入部。昨年6月11日に退部。7月23日にマネージャーとして復帰したそうですが、7月26日朝、岡山市内で自殺しているのが見つかったそうです。
 両親からの要請で、県教委は昨年10月から11月の3日間、部員に聞き取り調査を行い、その結果生徒は復帰の日のミーティングで「マネージャーなら黒板くらい書け」と怒られ、自殺当日も「声を出せ」と注意されていたそうです。練習後も本塁付近に一人呼ばれてしかられ、帰宅途中同級生に「俺はマネージャーじゃない。ただ存在するだけと話したそうです。監督は練習中に「殺す」などの言葉を使ったり、パイプいすを振りかざすこともあったそうです。監督は「厳しい指導や叱責は指導の一環」と弁明しているそうですが、両親は「責任感の強い子だった。もう辞められないと思い、監督にしかられて追い詰められていたのではないか。第三者による調査で自殺と指導に因果関係についてもっと具体的に検証して欲しい」と話しているそうです。
 またもや明るみになった部活動での監督の行き過ぎた指導による自殺。監督が殺すなどというのは指導者として、教育者としてもってのほかです。パイプいすを振りかざすというのは暴力行為ではないでしょうか。部活動をする上で厳しい叱責をすることもありうることでしょう。しかし叱責しっぱなしでは誰もが追い詰められるのは目に見えて明らかです。なんか記事を読んでいたら一人の生徒を目の敵にしていたような幹事にも受け取れますが、指導者として果たして適格だったのかどうかという疑問を感じたのは私だけではないと思います。もっと生徒の心と向き合った指導者が必要なのではないでしょうか。