さっき、体罰問題でゆれる桜宮高校のホームページを見てみました。先ず最初にバスケットボール部であった体罰死事件について学校からのお詫びと言うか、謝罪文がトップページに掲載されていると思ったのですが、そんなことはどこにも書かれておらず、学校案内や学部の紹介、部活動の紹介などが書かれてあっただけでした。バスケットボール部男子の紹介もあったのですが、男子生徒が自殺したことや顧問の教師の体罰に関する記述は一切見られませんでした。
このような重大事件や事故が起こった場合、一般企業では先ず最初に遺族や被害者に対する謝罪のコメントがトップ画面で表示されるのが当たり前です。しかし、このような記述が一切ないということは学校としてこれ以上騒ぎを大きくしたくないのか、それとも、すんだこととして済まそうと考えているのか、どのような考えなのかは分りませんが、明らかに社会の一般常識からはかけ離れているような感じがしました。
自殺した生徒に対して申し訳ないという思いがあるのであれば、せめて学校のホームページで生徒と遺族に対する謝罪文を掲載した上で、今後の教育方針や学校での調査がどこの段階まで進んでいるのか明らかにすべきではないかと思います。