おとといのニュースで発覚した、大阪市立桜宮高校での部活動の顧問の教師による生徒の自殺事件、なんとも痛ましい事件だと思いながらニュースを聞いてました。昨日のNHKのニュースウォッチ9に出ていたバレー部に所属していた卒業生の母親の話が放送されてましたが、「先生、息子と同じことが起こりますよ」と顧問の教師に警告したそうです。なんでも、指導が物凄く厳しく、教師の言うことに逆らえない風潮があったといいます。そしておきた今回の事件。キャプテンだった自殺した生徒は、キャプテンだからほかのみんなは怒られなくても自分だけ怒られる、そういった内容の顧問の教師宛の手紙を残しているそうですが、この事件に対しバスケット部の顧問の教師は「生徒を発奮させるために殴った」と言う趣旨の発言をしてるそうです。でも、私から見れば恐怖政治によって生徒を意のままに操っていただけなのではないかと思います。
この学校はスポーツの強豪校として知られており、インターハイでも常連校だったそうで、スポーツ強豪校の名を汚してはならないという考えから、次第に行き過ぎた指導をするようになったのではないかと思います。でもスポーツには勝ち負けはつき物で、いくら強豪校といっても、負けることもあります。常に勝ち続けなければならないという考えからこのような事件を引き起こしたのであれば言語道断です。
桜宮高校バスケットボール部の顧問の教師はマスコミの前に姿を現しなさい。そしてどのような指導を行っていたのか、その一切を包み隠さず話しなさい。人の命をなんだと思っているんだ。そんな教師は辞めてしまえ。
