今朝ニュースで報道されてましたが、2030年冬のオリンピック招致を目指していた札幌市。東京オリンピック招致での不透明な資金の流れや、汚職事件の影響を強く受けて、オリンピック招致の機運が盛り上がらないということで、2030年招致を断念し、2034年以降の勝地を目指すことになりました。莫大な不正なやり取りが行われた東京オリンピックの事件の全容解明がまだ進んでいないことや、建設資材の高騰などもあり、何千億円もの資金を投入してまで開催する意義が見出せないのも事実だろうと思います。
東京オリンピックの時も思ったのが、なぜまだまだ使える施設を取り壊してまで、新たな施設を建設する必要があったのか?と思います。国立競技場は、前回の東京オリンピックのレガシーとして、後世に残したまま使ったら良かったのではと思います。また、札幌市も真駒内競技場やスキージャンプ台は少し改修すれば、まだまだ使えます。既存の施設を最大限活用して、建設費を圧縮するなどの施策を行い、談合や汚職事件が起こらない対策を確立していけば、少しはオリンピック招致の機運も盛り上がるのかなぁとも思います。今のままでは、オリンピックは一部大手の金のなる木でしかないだと思います。