昨日の朝行われた、イスラエル軍によるガザ地区最大の拠点廟である、シファ病院への軍事突入。イスラエル側はイスラム組織のハマスの作戦を詰める指揮所や人質がとらわれている部屋などがあるとして、病院への軍事突入を行ったわけで、精密な軍事攻撃を仕掛けたと話ています。が、病院は病気や怪我で治療を施したり、生まれたばかりの低体重児の救命措置などを行うわけで、病院を軍事攻撃するのは、人道に対する犯罪とも言えるのではないかと思います。イスラエル側は、病院から退去するようにとしていますが、移動することが難しい人も数多くいるわけで、いかなる理由があっても、病院を攻撃していい理由にはならないと思います。
この今回の事件や、ロシアによるウクライナ侵攻、イエメンや南スーダンでの内乱など、各地で戦闘が行われていますが、こうした戦闘で攻撃を指揮するのは、年老いたリーダーであり、いつも犠牲になるのは、普通に暮らしている人々。ほんの一握りの国や組織のトップに、普通に日々を暮らしている人々に対して殺害する権利があるのか。命を奪う権利があるのかと思います。早くこうした悲惨な事件が繰り返されないようにと願う私です。
