sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

南部へ避難しろと言うけれど

今月7日に勃発した、パレスチナ自治区ガザ地区からのイスラエルへのロケット弾攻撃と、イスラエルによる報復攻撃。双方あわせて8000人以上の犠牲者が出ていて、深刻な人道上の危機的な状況が続いています。病院が爆撃されて、多数の人が死傷するといった、悲惨な事態も発生していて、イスラエル軍による地上侵攻も取り沙汰されるため、さらなる悲惨なことが起きるのではないかとも感じます。

イスラエルハマスを壊滅させるため、一般市民はガザ地区南部に避難するようにと声明を出していますが、今週のパレスチナ側の犠牲者の60%以上がガザ地区南部とされていて、ガザ地区にはもはや安全な地区は残されていないのではないかとも感じてしまう私です。エジプトとの国境に位置するラファ検問所からの緊急物資の搬入も行われていますが、数量が圧倒的に足りてないとのことです。特に病院の医療機器や、海水を淡水に変えるポンプを稼働させるために必要なエネルギーが不足していて、非常に深刻な事態が起きているとのことです。

 

ここまでの事態をニュースで見聞きしていて思うのが、軍事行動を指示したハマスの幹部やイスラエルのネタニヤフ首相や政権幹部に普通に暮らしている一般市民を殺す権利があるのかと思います。まさにジェノサイド・大量虐殺ではないかと感じます。誰もがどこに暮らしていても、どこで生まれても、人間らしく生きていく権利があるはずです。誰1人として殺されていい人間はいないはずです。1日も早く停戦して、双方が対話のテーブルにつき、話し合いで合意したあとはノーサイド。蒸し返したり後戻りしたりしないような条約を締結し、2度とお互いに攻撃しないようにしなければいけないと思います。本当、21世紀も20年以上が過ぎて、いったいいつまでこのような醜い殺し合いをしているんだって思います。