先週の土曜日に、突如始まったパレスチナのガザ地区からのイスラエル攻撃。イスラム原理主義組織のハマスが極秘裏にイスラエルに地上員を送り込み、イスラエルの一般市民やイスラエル兵を拘束し、人質にしてロケット弾を使ってイスラエル各都市を攻撃し、このことに対してイスラエルのネタニヤフ首相がガザ地区に激しい空爆を加え、さらに地上部隊の投入も辞さない構えを見せていて、準備が整い次第地上戦が始まると見られます。双方で一般市民の死傷者がたくさん出ていて、悲惨な映像が連日報道されてます。
各国首脳は、イスラエルを支持する態度を表明して、ハマスによるテロ行為を断じて認めないとしています。
このパレスチナとイスラエルの対立は長いこと続いていて、たびたび戦火が交えられ、そのたびに多数の死傷者が出て、まさに憎しみが新たな憎しみを生む悪循環が続いてます。どこかでこの憎しみの連鎖を断ち切らないといけないと思いますが、それもできないですよね。パレスチナとイスラエル、双方の主張があるのはわかりますが、過去の憎しみに囚われ続けていては、物事は解決しませんし、発展もありません。この問題の背景には、複雑な歴史があるのはわかりますが、私はイスラエルとパレスチナが双方納得いく解決策を見出すためには、幾度となく対話を続けるしかないと思います。決裂することもあると思いますが、とにかく腹を割って対話を続けるべきです。でないと、大切な命が失われ、憎しみの連鎖が続くだけです。そのためにはまずは双方、激しいロケット弾による攻撃や、戦闘機による空爆を直ちにやめて、ライフラインの復旧と病院などの早期再開を図る必要があるのではないかと思います。
