昨日報道された、パレスチナ自治区のガザ南部の病院の爆発。500人とも言われる民間人や医療スタッフがなくなるという大惨事となりました。この地域はパレスチナとイスラエルとの激しい対立から、たびたび戦闘が行われ、この病気の爆発も、パレスチナのイスラム組織ハマスがイスラエルにロケット弾による攻撃を仕掛けたのがことの発端で、双方の激しい戦闘で、4000人以上の人命が失われる重大事態となっています。これ以上の犠牲を出さないためにも、まずは双方とも攻撃をやめて、民間人の脱出を完了させる必要があるのではないかと思います。双方に言い分があるのはわかりますが、民間人の命をまずは第一に考えてほしいなと思います。
それにしても、紛争や戦争が飽きると、必ずこういった公共インフラが標的となりますよね。ウクライナ戦争でも、病院や学校、鉄道の駅やバスターミナルが攻撃の対象になって、数多くの命が奪われました。
今回の病院の爆発についても、周辺国や日本などからも強い懸念や不安の声も上がってますし、イスラエルやアメリカに対する激しい怒りを表明するという抗議活動もあちこちで起きています。なんかイスラエルが正しくて、パレスチナ側に問題があるというような雰囲気がありますが、どちらがいいとか悪いとかではなく、腹を割って話し合いをして、イスラエルはパレスチナへの攻撃をやめ、パレスチナもハマスなどのイスラム原理主義組織の軍事部門を解体させて双方が攻撃を行わないとするなどの国際機関の介入が必要なのではないかと思います。
