sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

バグダッドで爆弾テロ

 現地時間の昨日の朝、イラクの首都バグダッドで爆弾テロ事件が発生し、死者はこれまでに125人にのぼり、犯行声明を出したIS(イスラム国)は、イスラム教の断食月(ラマダン)に合わせて各地でテロを呼び掛けていることから、治安当局が警戒を強めているということです。
 この事件は、バグダッド市内のイスラムシーア派の住民が多く暮らすカラダ地区で、3日未明、車に仕掛けられた爆弾が爆発したものです。
 イラクの治安当局者は、取材に対し、これまでに125人が死亡し、150人がけがをしたことを明らかにしました。
 事件当時は、イスラム教の断食月(ラマダン)明けの休日を控え、通りは夜遅くまで買い物を楽しむ大勢の家族連れなどでにぎわっていたということです。
 事件の後、過激派組織ISが、シーア派の住民を狙ったと犯行を認める声明を出しており、イラクのアバディ首相は「卑怯で憎むべき攻撃だ」と強く非難するとともに、今月5日までを国民が喪に服する期間にすると発表しました。
 イラクでは今年に入って数十人が犠牲になるテロ事件が、バグダッドをはじめ各地で相次いでいますが、1度に100人を超える犠牲者が出たのは、去年の7月以来です。
 ISは、先月、バグダッドに近い年ファルージャを制圧されるなど、イラク軍の攻撃を受けていますが、今回の事件で依然として大規模なテロを起こす能力があることを示した形で、ラマダンに合わせて各地でテロを呼び掛けていることから、治安当局が警戒を強めています。

トルコのイスタンブールバングラデシュダッカ、そしてイラクバグダッドと、立て続けに大きなテロ事件が相次いでいますね。このような卑劣なテロは、新たな憎しみを生むだけであり、憎しみが憎しみを生む悪循環になってしまいます。ISなどの過激派組織が何を望んでいるのか、私たちにはわかりませんが、言いたいこと、主張したいことがあるのであれば、このような卑劣なテロ事件を起こすのではなく、対話によって主張すべきなのではないかと思います。このようなテロは、これまでも述べてきましたが、どんな理由があったとしても許されるものではありません。憎しみの連鎖をだれかが断ち切らない限り、このような悪夢は続くのでしょうか…。