今朝目が覚めて、スマホの新着ニャースを見てみると、伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報発令中の文字が。なんでも鳥島近海で地震が発生したために、津波注意報が発令されたと出ていましたが、各地の震度や、地震の規模を示すマグニチュードの値が出ていなくて、うん？と思ったんですが、どこの観測点の地震計にも地震波が記録されていないのに、津波注意報って？と、科学大好き人間の私でも理解できない現象だなと感じつつ、テレビのニュースに切り替えると、伊豆大島や神津島などで次々に津波が観測され、さらには第二波や第三波で波高がさらに高くなり、千葉県や四国から九州にかけての太平洋側や奄美地方でも津波が観測され、船も流されるなどの被害も出ました。
気象庁でも資料では地震となっていますが、津波がなぜ発生したのかわかっていないということで、発生原因が海底火山の噴火なのか、地震なのか、海底での大規模な土砂崩壊なのか、わかっていないとのことですが、アメリカの地質調査所の観測では、マグニチュード4.9の地震が観測されたそうですが、この規模の地震なら、津波は発生しません。複合的な要因が重なって、津波が発生したのかもしれませんが、規模の小さな地震が引き金になって、不安定で脆くなった海底地形が崩壊したのかもしれませんね。なんか謎が謎を呼ぶ朝の津波でした。人的被害が出なかったのが不幸中の幸いでした。
