sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

鉄道の戦跡

15日は終戦の日でした。改めて平和への祈りを捧げられた方も多いのではと思います。

あれから78年が過ぎて、鉄道による交通インフラは目覚ましい発展を遂げました。その一方で、戦時中は列車や多くの人が集まる駅が攻撃の対象とされて、列車が発着する駅のホームや、走行中の列車に対して、機銃掃射が行われて、疎開先に避難する多くの人が命を落としました。アメリカが日本本土を空襲する際に目印にしたのが、富士山と国内の主要都市を結んでいた鉄道の線路だったとされています。

私が資料で見た中でよく覚えているのが、爆弾が投下されて焼け落ちた福山駅の惨状や、大規模空襲により、猛炎に飲み込まれた名古屋駅岩国駅付近で機銃掃射を受けて、蜂の巣状になった蒸気機関車と後ろに連なっていた客車。

このほかにも多くの国内の鉄道が攻撃を受けて、たくさんの人が命を失ったのは容易に想像がつきます。

そして今はロシアがウクライナに情け容赦ない、理不尽なミサイル攻撃を行なっています。今から78年以上昔に、日本で実際に起きた悲劇が、今も繰り返されてます。こうした民間人が多く集まる場所への攻撃は、戦争犯罪として裁けないものかと思います。

 

終戦の日を持って、今年の戦争に纏わる祈念式展は、一区切りがつきましたが、私は戦時中に鉄道がどのような攻撃を受けたのか、その時列車内で何が起きていたのか、詳しく知って、語り継いでいけたらなと思っています。