今日、博多に行ったついでに、休憩とランチを兼ねて門司港に立ち寄ってきました。門司港と言えばかつては九州の表玄関としてにぎわったところで、対岸の下関に到着した人たちは連絡線を乗り継いで門司港に到着し、ここから九州各地に向かったのでした。それが昭和17年に関門トンネルが開通すると、その地位は門司に移り、さらには新幹線に開業により、九州の表玄関は小倉や博多へと移っていったのでした。
戦時中も門司地区は空襲に遭わなかったため、明治から大正、昭和初期に建てられた古い建造物がたくさん残り、今ではレトロな街並みが新たな観光資源として脚光を浴びていて、門司港駅者は駅舎としては全国で初めて重要文化財に指定されました。門司港に向かうには小倉から鹿児島本線に乗り換えるか、下関から門司まで山陽本線を走って、門司で乗り換えるかが鉄道で訪れる場合のもっとも一般的なアクセスで、車だと関門橋を渡ってすぐの門司インターチェンジを降りると5分ほどで到着します。
