今日のスポーツニュースで報道されていたんですが、今年の夏に中国広州で行われる予定の、夏のアジア大会のPR活動で、中国の組織委員会が、PR活動を行う予定の愛知県名古屋市を訪れる予定になっていたんですが、中国側から訪問の中止を決定したということが、中国当局者から連絡があったそうです。愛知県の中村知事は「先に行われた、G7広島サミットで中国の海洋進出や軍備拡大などに対して、懸念や批判が表記されたことに対する抗議だ」ということだそうです。
よく中国はこう言ったことに対して、中国選手の出場が認められなかったり、不利な裁定が下された場合は、「スポーツと政治を一緒にするな」と声高に叫びますが、自分たちはスポーツを政治利用するんですね…。まさに二枚舌。なんなんかなぁ？中国にしろロシアにしろ、スポーツを国威発揚に利用し、なりふり構わず選手を駒のように使い、ドーピングなどの違反までコーチや監督、関係省庁まで国ぐるみで犯して、選手の人間性や人権など全く顧みないくせに、自国に対して批判が向くと相手選手に対して挑発したり、批判したりしてますよね。スポーツと政治を一緒にするなというのであれば、選手の強化に対しては、資金援助や環境整備だけにして、選手強化や育成には一切口出すなと思う私です。
G7で批判されたことに対する抗議をこう言った形でするというのは、はっきり言って器が小さいなぁと思うのは私だけでしょうか？
個人の自由が著しく制限されている国で、よくオリンピックが開催できたなぁと、ある意味感心しますね。
