障害児の逸失利益85% 両親は無念 2023年2月27日 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6455348
逸失利益は健常者の平均賃金の85%…。確かに聴覚に障害があれば、営業職などは難しいかもしれませんが、今ではいろんなツールが開発されてますし、技術はさらに進化して行くと思います。障害のある人とそうでない人との間で、昔ほど就労機会に違いがなくなってきている中では、生きていれば将来得られたであろう利益に対して差をつけるべきではなかったのではないのかと思います。
生前どのような仕事に就きたいのか、述べられていたのであれば、その業界の平均賃金を元に退職するまでの平均賃金を支払わせるべきだと思いますし、そうでない場合は、あらゆる職種の就労者の平均賃金を縛らせるべきなのではないかと感じました。
私の場合、今事故などで死んだとして、今の定年まで後14年。今の会社でずっと勤めたとして、指の障害は進行性のものであるため、将来できなくなる仕事が増えるとして、逸失利益が減額されるかもしれません。それはそれで私自身は仕方ないのかなと思う反面、やはり支払われるべき、私が受け取ることができたと考えられる金額の支払いを、残される家族のためにも払ってほしいとも思います。
今回の裁判は、障害があるから受け取れるべき賃金が低いのは当たり前だと、裁判所が認めてしまったような気がします。やはり、障害のあるなしにかかわらず、健常者と変わらない逸失利益を支払わせるという考えを持って欲しかったなと思う私です。
