文科省が発表した昨年一年間の小中高校生の自殺者が512人と、統計を取り始めてから初めて500人を超えたことが明らかになりました。
文科省は、進路などの悩みが原因だと見られるということです。
この数字、はっきり言って衝撃的な数字だと思います。1日あたり1.4人の児童生徒がいろいろ悩みを抱えて自らの命を絶っているというのは、深刻で憂慮すべき事態だと思います。
文科省は教育委員会に対して、相談窓口の拡充や相談体制の確立などをようせいしたとのことですが、教育委員会に丸投げなんじゃないか？って言う感じもした私です。やはり官民がダックを組んで全力で子供達に対する悩みや対人関係に関する問題に対しての取り組みが必要だと思います。
それと私が今現役の学生に対して伝えたいのは、世の中は学校だけが全てではありません。学校以外にもいろんな世界があり、選択肢もたくさんあります。進路に悩むことも多いと思いますが、悩んだことが将来必ず生きてきます。また、自分がどんなことに興味があるのか、どのようなスキルがあるのか、そう言ったことも考え合わせて、じっくり自分の進路を決めてもいいのではないかと思います。
また、いじめなどの問題で悩んでいる人も多いかと思いますが、身体的・精神的にいじめられている場合、身近な大人に相談してください。そして、学校に行くのをやめて、事態が好転するのを待って下さい。いじめられるとわかっていて、苦しむために学校に行く必要ありません。どうか命を経つ前に自分の命を守る行動をとって下さい。いじめは犯罪であり、そんな犯罪者のために命を断つのは、非常にもったいないです。
